中途半端の美学

ムーディー勝山から日本社会を考える

チャラチャッチャッチャラチャ~♪

から始まるムーディー勝山の「右から来たものを左へ受け流すの歌」

テレビのお笑い番組でよく見かけるが

よく歌詞を考えてみると

その中身は決してお笑いではない

日本さらには世界経済の流れを

端的に表した歌なのである


まずは歌詞から



右から右から何かがきてる
僕は、それを左へ受け流す

いきなりやってきた
右からやってきた

不意にやってきた
右からやってきた
僕はそれを左へ受け流す

右から左へ受け流す
左から右へは受け流さない

右から右から、そう右から来たものを
僕は左へ受け流す

もしもあなたにも、
右からいきなりやってくることがあれば、

この歌うを思いだして、
そして左へ受け流してほしい

右から来たものを左へ受け流すの歌
ああこの東京砂漠




ここで重要なのは

ムーディー勝山のポジションをある企業と考えることである



よくグローバル化で「ヒト、カネ、モノ」が自由に行き来するようになった

というのを目にしたり聞いたりすることが多いであろう



それぞれに当てはめてみる




右からきた「人」を左へ受け流す

これを行っているのは人材派遣会社である


右からきた「金」を左へ受け流す

これを行っているのは銀行、証券会社である


右からきた「物」を左へ受け流す

これを行っているのは商社である



総じてこれらの業種は金が高いと言われる

しかし

やっていることは

右からきたものを左に受け流しているだけなのだ



私は財を生産している人こそが

賃金が高くあるべきだと考えている



それを右から左へ受け流している人が

最も賃金が高いのは

納得がいかない


納得いかないがこれを岩波の政治経済用語集では

「産業の高度化」という




また最後の歌詞

「東京砂漠」


格差社会と呼ばれるこの東京砂漠

乾ききった都会生活この東京砂漠


そうなのだ

資本主義や近代化によって生まれたのだ

この東京砂漠は!!


とムーディーは言いたいに違いない





大学時代に家庭教師センターに登録した人は多いだろう

取り分は大学生とセンターが半々である

センターが何をしたかといえば

右から左へ大学生を受け流しているだけである



これと同様なことが社会においても言える


その日ぐらしの日雇いマンを受け流す人材派遣会社

人、企業の預金、投資を受け流す銀行、証券

日雇いマンが生産した製品、農家が育てた作物を受け流す商社



現状はこうなのである


ここで働くとはどういうことなのか考えてみたい


要はworkとvocationの違いである

両方とも働くという意味であるが

厳密に言えば

workは労働であり単純作業に近い

vocationは神の召命、天職、職業などの訳語があり

労働は労働でもそこには神から与えられたもの&誇りがある

(まー別に神はどうでもいいが)


基本的に

どんなに賃金が高かろうが

金のためだけにやっている分にはworkの粋を出ない


金があまりなくてもそれが好きで誇りを持ってやっているのがvocationということであろう


まー如何せん金がないと生活できないという現状は認めるが

それだけではつまらない


クルーンやグライシンガーが金のために巨人にいくのは

彼らにとって野球は単なるworkでしかないのである

これで来年のプロ野球はさらにつまらないことになるが

なべつねは気付いていないのだろう

バカだから


こいつらにプロとはなんぞや

ということを分からせるために

前に書いた「プロレスとAV」を見せたい



とまー皆さん金以外にその仕事を誇れるものがある職につけたらいいですね

というのがまだ働いていない甘ちゃんの私の考えである



この三つの業界を批判ぽく書いてしまったが

まーこれらに行く人は周りでもいるので

自分の業界を批判しとくと


そもそも

所詮マスコミは企業というところがある


企業は金を稼いでナンボなのである

金を稼がない企業はない

それは慈善団体である



現在大手新聞社は

どこも聖教新聞の印刷を請け負っている


これであの団体を批判できないという仕組みである


新聞だけなく、テレビもラジオもそうである

「そう」に深い意味はない


こんなのは真のジャーナリズムではないではないか?

と言われればそこまでである



人材派遣、銀行、証券、商社、マスコミ

すべて企業であることは認める

企業として金を稼がなくてはいけない


しかし

金+αが欲しい



まーグローバル資本主義に対抗することを

生涯の生きがいにしたい





以上のように

ムーディー勝山は

世の中の現状を歌にしたのである

ムーディーを見て笑いつつ

自分が右から左へ

何の考えもなしに

流されるようではいけない
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by koji_endo | 2008-02-14 21:08 | 世間
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